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消化器

胃ポリープ

胃ポリープは胃の粘膜にできるイボ状の隆起です。多くは良性ですが、種類によってがん化リスクが異なります。胃カメラで正確な種類を診断し、適切な経過観察や治療を行うことが大切です。

セルフチェック

□ 健診の胃カメラでポリープを指摘された
□ ピロリ菌感染がある・あった
□ 胃酸抑制薬を長期服用している
□ みぞおちの不快感がある
□ 原因不明の貧血を指摘された
□ 腺腫性ポリープと言われた

胃ポリープの種類

胃底腺ポリープ

最も多いタイプ。ピロリ菌のいない健康な胃に発生しやすく、がん化リスクは極めて低く基本的に治療不要です。PPI長期服用者に多く見られます。

過形成性ポリープ

ピロリ菌感染に伴う慢性胃炎の粘膜から発生します。多くは良性ですが2cm以上になるとがん化の可能性があるため経過観察が必要です。ピロリ菌除菌で縮小・消失することもあります。

腺腫性ポリープ(胃腺腫)

最も注意が必要なタイプ。がん化リスクがあり、特に2cm以上のものは組織検査が必要です。萎縮した胃粘膜の上に発生します。

こんなときは早めに受診してください

  • ポリープを指摘されたが種類が不明
  • 腺腫性ポリープと診断された
  • ポリープが大きくなっている
  • 貧血・黒い便がある

検査・診断

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)

ポリープの形・色・大きさ・数・発生部位を詳しく観察し種類を推定します。NBI・拡大観察で精密評価も可能です。腺腫疑いや変化のある過形成性ポリープでは生検を行います。

ピロリ菌検査

ポリープの種類を正確に診断し管理方針を決定するためにピロリ菌の感染状況も合わせて調べます。

治療について

経過観察

胃底腺ポリープは基本的に治療不要で経過観察も不要なことが多いです。過形成性ポリープは大きさや変化に応じて半年〜1年ごとの内視鏡検査で観察します。

ピロリ菌の除菌

過形成性ポリープがピロリ菌陽性の場合、除菌治療でポリープが縮小・消失することがあります。

専門施設での切除

腺腫性ポリープや大きい過形成性ポリープでは、連携する専門医療機関での治療を検討します。

よくある質問

Q.胃ポリープがあると言われました。がんですか?

A.胃ポリープの多くは良性でがんではありません。特に胃底腺ポリープはがん化リスクが極めて低いです。腺腫性ポリープはリスクがあるため種類の確認が重要です。

Q.胃ポリープは取った方がいいですか?

A.種類と大きさによります。胃底腺ポリープは切除不要です。腺腫性ポリープはがん化リスクがあるため精密検査や治療の方針を相談します。

Q.胃ポリープは再発しますか?

A.種類や背景の胃粘膜状態によっては新たなポリープが発生することがあります。定期的な胃カメラで早期に変化をとらえることが大切です。

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