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消化器

便が細くなって気になる方へ

以前より便が細くなったと感じる場合、大腸の病気が原因の可能性があります。便の太さの変化は大腸がんの重要なサインの一つであるため、放置せずに原因を調べることが大切です。当院では消化器内視鏡専門医が大腸カメラで大腸全体を詳しく調べ、原因を特定します。

セルフチェック

□ 便がペンや鉛筆のように細い
□ 以前より明らかに便が細くなった
□ 残便感がある(出し切った感じがしない)
□ 便秘と下痢を繰り返す
□ 血便がある
□ お腹が張る
□ 体重が減ってきた
□ 便を出すのに時間がかかるようになった
□ トイレの回数が増えた

この症状から考えられる病気

大腸がん(直腸・S状結腸)

直腸やS状結腸にがんができると、腸管の内腔が狭くなり便が通過しにくくなるため、便が細くなります。数週間〜数か月かけて徐々に細くなるのが特徴で、血便、残便感、便秘と下痢の繰り返し、体重減少を伴うことがあります。50歳以上の方、ご家族に大腸がんの方がいる場合はリスクが高くなります。大腸がんは日本人のがん死亡原因の上位を占めていますが、早期発見であれば内視鏡治療で完治が期待できます。便の変化に気づいたら早めの検査が重要です。

大腸ポリープ

大きなポリープが腸管を狭くし、便が細くなることがあります。特に直腸やS状結腸に大きなポリープがある場合に起こりやすいです。ポリープの多くは無症状ですが、腺腫性ポリープは放置するとがん化する可能性があるため、大腸カメラで発見した場合はその場で切除することが推奨されます。定期的な大腸カメラ検査がポリープの早期発見に有効です。

過敏性腸症候群(IBS)

IBSでも腸の緊張や痙攣によって便が細くなることがあります。この場合は大腸カメラでは器質的な異常は見つかりません。ストレスや緊張で悪化しやすく、腹痛を伴う便通異常(便秘と下痢の繰り返しなど)が特徴です。大腸がんなどの器質的な病気を大腸カメラで除外した上で診断します。食事療法と薬物治療で改善が期待できます。

こんなときは早めに受診してください

  • 便が細い状態が2週間以上続いている
  • 血便がある
  • 体重が減ってきた
  • 50歳以上で大腸カメラを受けたことがない
  • ご家族に大腸がんの方がいる
  • 残便感が続いている
  • 便秘と下痢を繰り返す

原因を調べるための検査

大腸カメラ検査

大腸全体を直接観察し、がんやポリープによる腸管の狭窄がないか確認します。ポリープがあればその場で切除することも可能です。当院では鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査を行っています。

血液検査

貧血の有無(ヘモグロビン値)、炎症反応(CRP)、腫瘍マーカー(CEAなど)を調べます。

よくある質問

Q.便が細いだけで大腸がんの可能性はありますか?

A.はい、便が細くなることは大腸がんの重要なサインの一つです。特に以前と比べて明らかに細い状態が続く場合、血便を伴う場合、50歳以上の方は大腸カメラでの確認を強くおすすめします。大腸がんは早期発見であれば内視鏡治療で完治が期待できます。不安な方はまずはご相談ください。

Q.便の太さは日によって違いますが、心配ですか?

A.日によって多少変わることは正常です。食事内容や水分量、体調によっても変化します。ただし、以前と比べて明らかに細い状態が何日も続く場合や、血便・残便感・体重減少などの他の症状を伴う場合は大腸カメラ検査をおすすめします。不安な方はお気軽にご相談ください。当院の大腸カメラは鎮静剤を使用して苦痛の少ない検査を行っています。

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