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消化器

便秘が気になる方へ

排便回数が減った、便が硬くて出にくい、残便感がある。便秘は非常に多くの方が悩む症状ですが、なかには大腸の病気が隠れていることもあります。便秘は適切な治療で改善できることが多いので、お気軽にご相談ください。

セルフチェック

□ 排便が3日以上ない
□ 便が硬く、いきまないと出ない
□ 残便感がある(出し切った感じがしない)
□ お腹が張って苦しい
□ 便が細くなった
□ 便秘と下痢を繰り返す
□ 最近になって急に便秘になった
□ 血便がある
□ 市販の便秘薬が効かなくなった

この症状から考えられる病気

機能性便秘

最も多い便秘の原因で、腸に器質的な異常はないものの排便がうまくいかない状態です。食生活の偏り(食物繊維不足)、水分不足、運動不足、ストレスなどが関与します。便意を我慢する習慣がある方や、ダイエットで食事量が減った方にも多くみられます。生活習慣の改善と適切な薬物治療で大きな改善が見込めます。最近は腸を刺激せずに便を柔らかくする新しいタイプの薬も登場しています。

大腸がん

大腸にできたがんが腸管を狭くし、便が通りにくくなることで便秘を起こすことがあります。特に注意が必要なのは、最近になって急に便秘が始まった場合です。便が細くなった、血便がある、体重が減ってきたといった症状を伴う場合はリスクが高くなります。50歳以上の方、ご家族に大腸がんの方がいる場合は早めの大腸カメラ検査が重要です。早期発見であれば内視鏡治療で完治が期待できます。

過敏性腸症候群(IBS)便秘型

検査で異常がないのに便秘と腹痛を繰り返す病気です。ストレスや緊張で悪化しやすく、排便後に一時的に楽になる傾向があります。便秘と下痢を交互に繰り返す「混合型」もあります。大腸カメラで器質的な病気を除外した上で診断し、食事の見直し・ストレス管理・薬物治療を組み合わせて対処します。

こんなときは早めに受診してください

  • 最近になって急に便秘が始まった
  • 便が細くなった
  • 血便がある
  • 体重が減ってきた
  • 市販の便秘薬が効かなくなった
  • 50歳以上で大腸カメラを受けたことがない
  • お腹の張りが強くてつらい

原因を調べるための検査

大腸カメラ検査

大腸の内部を直接観察し、がんやポリープ、腸管の狭窄の有無を確認します。当院では鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査が可能です。

血液検査

貧血や炎症の有無を調べます。便秘の原因となる全身疾患がないかも確認します。

レントゲン検査

便やガスの分布、腸の拡張の有無を確認します。便の溜まり具合を視覚的に確認できます。

よくある質問

Q.便秘で大腸カメラを受ける必要はありますか?

A.急に便秘が始まった場合、便が細くなった場合、血便がある場合、50歳以上で大腸カメラを受けたことがない方は、大腸がんの除外のために検査をおすすめします。長年の便秘であっても、一度も検査を受けたことがない方はぜひご相談ください。当院では鎮静剤を使用した苦痛の少ない大腸カメラ検査を行っています。

Q.便秘薬を長期間飲んでも大丈夫ですか?

A.刺激性の便秘薬(センノシドなど)を長期間使用すると腸が慣れてしまい、だんだん効きにくくなることがあります。最近は浸透圧性下剤や上皮機能変容薬など、依存性の少ない新しいタイプの便秘薬も登場しています。お一人おひとりの便秘のタイプに合ったお薬を処方いたしますので、お気軽にご相談ください。長年の便秘でも適切な治療で改善できることが多いです。

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