症状から探す

消化器

吐き気・嘔吐が気になる方へ

吐き気や嘔吐は日常的に起こりうる症状ですが、繰り返す場合や長く続く場合は消化器の病気が隠れていることがあります。当院では消化器内視鏡専門医が胃カメラなどの検査で原因を詳しく調べ、適切な治療を行います。つらい症状を我慢する必要はありません。

セルフチェック

□ 食後に吐き気が出る
□ 空腹時に吐き気がある
□ 嘔吐を繰り返している
□ 腹痛を伴う
□ 発熱や下痢がある
□ 胸焼けやげっぷがある
□ 周囲に同じ症状の方がいる
□ 体重が減ってきた
□ 吐いたものに血が混じる

この症状から考えられる病気

急性胃腸炎(感染性胃腸炎)

ウイルスや細菌の感染によって胃腸に炎症が起こり、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛が生じます。冬場のノロウイルスや夏場の細菌性食中毒で発症することが多く、発熱を伴うこともあります。周囲に同じ症状の方がいる場合は感染性が強く疑われます。通常は数日〜1週間で改善しますが、脱水には注意が必要で、特に高齢の方や小児では点滴が必要になることもあります。

胃潰瘍

胃粘膜の潰瘍によって吐き気が生じることがあります。みぞおちの痛みを伴うことが多く、食後に症状が悪化しやすいのが特徴です。鎮痛薬を常用している方やピロリ菌感染のある方に多くみられます。吐いたものに血が混じる場合やコーヒー残渣様の嘔吐がある場合は出血が疑われ、早急な検査と治療が必要です。

逆流性食道炎

胃酸の逆流により、吐き気や胸焼け、酸っぱいものがこみ上げる症状が出ます。食後や横になったときに悪化しやすく、慢性的に繰り返す傾向があります。肥満傾向の方や脂っこい食事が多い方に起こりやすい病気で、胃酸を抑える薬と生活習慣の改善で治療します。

機能性ディスペプシア

胃カメラで明らかな異常がないにもかかわらず、吐き気や胃もたれ、食欲不振が続く病気です。胃の運動機能や知覚の異常が関与しており、ストレスや睡眠不足、不規則な食事で悪化しやすい傾向があります。若い方にも多くみられ、消化管運動改善薬や酸分泌抑制薬で症状の改善が期待できます。

こんなときは早めに受診してください

  • 嘔吐が激しく水分も摂れない
  • 吐いたものに血が混じっている
  • 強い腹痛と嘔吐が続く場合は、救急医療機関を受診してください
  • 症状が数日以上改善しない
  • 体重が減ってきた
  • 高齢の方で嘔吐が続いている

原因を調べるための検査

胃カメラ検査

食道・胃・十二指腸の粘膜を観察し、潰瘍や炎症、がんの有無を確認します。必要に応じて組織を採取して病理検査も行います。

血液検査

感染の有無、脱水の程度、肝機能、膵酵素、炎症反応(CRP・白血球数)などを幅広く調べます。

腹部超音波検査

胆嚢や膵臓など、胃以外の臓器の異常がないか確認します。胆石による吐き気もあるため重要な検査です。

よくある質問

Q.吐き気が続いていますが、すぐに胃カメラを受けるべきですか?

A.急性の胃腸炎であれば数日で改善することが多いですが、1週間以上続く場合や、体重減少・吐血を伴う場合は胃カメラ検査をおすすめします。まずは診察で緊急性を判断いたしますので、お気軽にご来院ください。

Q.ストレスで吐き気が出ることはありますか?

A.ストレスが関与している場合もあります。機能性ディスペプシアではストレスが大きな誘因となります。ただし、まずは器質的な異常がないかを胃カメラで確認することが大切です。検査で異常がないとわかるだけで安心し、症状が軽くなる方もいらっしゃいます。つらい症状は我慢せず、お気軽にご相談ください。

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